ニューハーフロマンス

俺はどうかしてしまったのだろうか。
今俺は見た目はアイドルにもなれそうな容姿で男が10人いたら10人とも抱きたいという回答を得られるほどの美人を腕に抱いていた。しかし、この美人は何を隠そうニューハーフなのだ。見た目はアイドル、体つきも女の子のようにしなやかでおっぱいも大きく、こんなにもいい匂いがするにもかかわらず股間に硬くなったものが当たっていることからしてもニューハーフなのは間違いない。
問題は固くなったペニスの存在に気が付き目の前にいるアイドルのような美人はニューハーフであるということを自覚していながらも俺の股間は柔らかいおっぱいやメスが放つようなフェロモンに確実に反応し、俺もまた股間のイチモツを固くしているということだ。目の前にいる巨乳アイドルのような人は男なのだ。にもかかわらず目が合うとドキッとしてしまい、思わずまた唇と唇を重ねるだけのキスではなく、舌と舌を絡めあうような濃厚なキスをしてしまっていた。なぜ俺がこんな状況にあるのかというと、それは今日の飲み会にさかのぼる。

俺は現在大学4年生で内定も無事決まったということで同じ研究室に所属する仲間たちとくだらない話をしながら酒を飲み交わしていた。大学生の男が集まって話すことと言えば大抵が下世話な話になるのは当然であり、その日も相も変わらず女の話をしていた。共通の女子と言えば研究室の女性なので当然彼女たちの話題も取り上げられ、話のネタにして大いに盛り上がっていたのだが、俺はうっかり口を滑らせてしまったのだ。
「あんな奴らとやるくらいならニューハーフとやった方がマシだわ」
盛り上がっていたはずなのに俺の放った言葉はなぜか注目を浴びる羽目になり、みんなキョトンとしていたのだが意味を理解した瞬間絶対にニューハーフとの性行為を経験させてやるという目をし始めたのだ。俺はみんなのニヤツキにしまったと思ったが時すでに遅く、携帯のムービーを偶々録画していた奴がいて「ニューハーフ専門の風俗に行って性行為を行わなければこの動画を研究室で放映する」と脅された俺はしぶしぶ了承することになった。初めはお金がないからと言おうとしたのだけど、面白いと思ったことに対してお金に糸目をつけない研究室の奴らは一人1000円のカンパを募りあっという間に1万5千円の金額を集めて俺に渡してきた。
「じゃあ俺たちここで待ってるから、証拠の写メと感想よろしくな」
と言われて俺は一人飲み屋を飛び出してラブホテル街へと向かったのだった。
1万5千円ものお金を手にこのままバックレてパチンコでお金を増やして利子をつけて返せばみんな喜んでくれるかもしれないとも考えたが、最近テレビに出演しているニューハーフが意外と可愛いことを思い出して俺は期待を胸にニューハーフの風俗を探し始めた。
すると俺の予想はズバリ的中し、ニューハーフの風俗はそんなに数は多くないにもかかわらず在籍写真はどれも可愛くて本物の女の子以上に可愛かった。下着姿の写真を見ているだけでも興奮して勃ってしまいそうだったが、相手はニューハーフだということを心の中で連呼してどうにか静めることができた。在籍写真の中でもとびっきり可愛くて巨乳のテレビにも出れそうな子を指名することを決めた俺はすぐに電話を掛けた。幸運なことにまだ飲み会をやっている男性が多く風俗はまだ繁盛していなかったためすんなりと指名することができた俺は、近くのホテルに入室してニューハーフの風俗嬢を待った。写真は加工してあることがほとんどで可愛くない可能性も覚悟していたのだが、やってきたニューハーフは写真よりも可愛いことに驚いた。
頭ではニューハーフと分かっていても反応せざるを得ない、そんなことが分かったニューハーフ風俗の夜だった。

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